改正貸金業法(総量規制)の影響事例

私が借金をし始めたのは、会社の給与が昨年の不況の影響で極端に下がったのが理由でした。
今までは、なんとか収入の範囲内で返済が出来ていたのですが、(実際は他の業者からの借入に頼って返済をしていました。)
ある日突然、年収の3分の1を超える貸し付けを受けている場合は、貸付をできなくなるという通知が突然家に届き、年収証明を提出してくれとのことでした。
もともと、個人商店勤めで、給料も手渡しで、源泉徴収票なんて言葉も初めて聞いたくらいなので、自分自身の年収がいくらあるのかなんて考えたこともありませんでしたが、 とりあえず取り寄せてみようと思い、雇用主に聴いてみたところ、「めんどくさい」との一言でもらえませんでした。
なので、貸金業者に℡したところすごく怖い担当者が出てくて、「はあ?提出できなければ、貸付はストップしますから。」との一言でした。
このまま、提出せずにバックれるという手も考えましたが、知り合いに聴いたところ提出しなければ、「借入枠がなくなったり、利用停止になったりするかもよ」とのことでしたので、言われた通りに提出することに決めました。
しばらくして、業者の方から通知が届き、キャッシングの利用枠がなくなるとのことでした。
その日から次の支払日が来るのが、毎朝ベッドから起き上がるのが億劫になってきました。
当然会社に行かなければ、給料ももらえないし、ますます支払いが厳しくなるだけなのですが、「まわし」が出来ないので、給料でも当然支払える金額ではありません。
その日から、もともと持病で持っていたウツ症状が悪化の一途をたどりました。
消費者金融のATMから借入ることは「お金を下ろす」くらいの気持ちしかなかったのですが、借りているのだとの実感を始めてもったのでした。
お金を調達できないと当然次の借金の支払いもできないので、どうしてよいかわからなくなってしまいました。
もともと、あまり自分の借金のことはあまり深く考えたとこはなかったのですが、急にリアリティをもって、精神に影響を及ぼしてきました。
もともとウツ傾向があり、学生時代はウツで自殺未遂をしたこともあったのですが、その日から爆発的に悪化の一途をたどりました。
自分の頭の中にもう一人の自分がいて、その人間が、対処方法としては、「自殺」が一番手っとり早いとつぶやくようになりました。

※上記の事例は司法書士法人新宿事務所のお客様やインターネットを通じて収集した事例を掲載しています。
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